今回はAzure Dedicated Hostについて書いていく。
Dedicated Host とは
物理サーバを占有することができるサービス。
物理サーバ上にAzureVMを好きに配置することができる。
メリット・デメリット
メリット
- 物理サーバ上にAzureVMを好きに配置することが可能
- 物理サーバを占有することで厳格なコンプライアンス要件やセキュリティ要件を満たすことができる
- 物理サーバを占有しているため、他社ワークロードの影響を受けない
デメリット
- コストが高い
- 設計コストが増える
- 定期的なメンテナンスが必要
- 対応VMが限定される
価格
Azure Dedicated Hostの価格は結構お高いです
以下のサイトで確認するとわかる通り、安くても50万/月もします。
https://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/details/virtual-machines/dedicated-host/
作成手順
詳細な作成手順は割愛しますが、Dedicated Hostを作成するためには以下の流れで作成します。
①ホストグループを作成

ホストをまとめるためのホストグループを作成します。
ホストグループの効果は以下です。1つのホストグループには最低2台のホストを含めた方がよさそうに思いました。
・ホストをまとめて管理できる
・障害ドメインを分割できる
・自動配置にすることでVMをデプロイする際に自動で最適なホストでVMが配置される
②ホストを作成

VMの入れ物となるホストを作成します。
これがいわゆるDedicated Hostです。
③メンテナンス構成を作成

Dedicated Hostは定期的に計画メンテナンスがありますが、その期間を任意のタイミングで実施するためのリソースです。
最大35日間遅延することができます。
※元々遅延できるのは30日でしたが35日に仕様が変更されました。
あるユーザーが1週間は7日なんだから30日だと中途半端だからという理由で仕様変更を求めたらしいです。
④Azure VMを作成
AzureVMをデプロイします。
AzureVMをデプロイする際にデプロイするDedicatedHostからデプロイできるように指定しないとDedicatedHost内にデプロイされないので注意です。

注意点
・CPUのクォーターを増加する必要あり
サイズごとに使えるvCPU数がデフォルトで決められている。
Dedicated Hostをデプロイする際にクォーターの上限を上げないとデプロイができない。
現在のクォーターについては「サブスクリプション」→「使用量+クォーター」で確認可能
※クォーターの上限引き上げについては通常であればAzurePortal上から行えるがCSP経由でAzureサブスクリプションを契約している場合にはCSPに問い合わせないといけない場合がある。

・メンテナンスの手間増加
DedicatedHostは月一程度で計画メンテナンスを行う必要がある。
ものによってはDeicatedHostの再起動を伴うものもあり業務影響が発生する可能性もある。
計画メンテナンスによって発生する通信影響等は数ミリ秒程度らしいが。。
基本的には手動でDedicatedHostの再起動を行う運用になると思われるため運用上のコストが増加する。


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